付録:とりあえずこれだけ知っておけば困らない(かも) MS-DOSコマンドリファレンス |
友人のHDD不調の際、DOSだけは起動したのでなんとかこの間に 出来るだけファイルのバックアップを取りたい・・・という要望に対し 私が作ったものに少し手を加えました。 詳しく知りたい場合は、本を読んでお勉強して下さい(笑)。 |
◆ [RETURN] = リターンキーを押すことです。 ◆ 一行入力したら最後に必ずリターンキーを押します。 ◆ コマンド(CDとかCOPYとか)やファイル名は必ず半角スペースで区切ります。 ◆ 「ディレクトリ」とは「フォルダ」と一緒の意味です。 |
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●ドライブを移動するには | |
>ドライブ名:[RETURN] 例)Cドライブに移動するには >C:[RETURN] |
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●どんなファイルがあるか調べるには | |
>DIR[RETURN] 応用)頭にAのつくファイルだけ表示させたいときは >DIR A*[RETURN] 応用)拡張子がTXTのファイルだけ表示させたいときは >DIR *.TXT[RETURN] ※「*(アスタリスク)」はワイルドカードなのでいろいろ応用が ききます。詳しくはCOPYコマンドのワイルドカード参照 応用)ファイルリストを1ページ分ずつ表示させたい >DIR /P[RETURN] 応用)ファイル名やディレクトリ名だけめいっぱい表示させていく >DIR /W[RETURN] /Pとか/Wとかをパラメータと言いますが、詳しくはおまけ参照 |
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●目的のディレクトリに移動するには(Change DirectoryでCD) | |
>CD ディレクトリ名[RETURN] 例)GAMEというディレクトリに移動するには >CD GAME[RETURN] 応用)一つ上のディレクトリに戻るには >CD ..[RETURN] 応用)ルートディレクトリ(一番上のディレクトリのこと)に戻るには >CD \[RETURN] この辺の階層の考え方はHTMLファイルで画像の位置を指定するのと 一緒です。 「/」が「\」に変わったと思えばわかりやすいと思います。 |
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●新たなディレクトリを作るには(Make DirectoryでMD) | |
>MD ディレクトリ名[RETURN] | |
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●ファイルをコピーするには(そのまんまCopy) | |
>COPY コピー元ファイル名 コピー先ファイル名[RETURN] 例)TEST.TXTをTEST2.TXTとしてコピー >COPY TEST.TXT TEST2.TXT[RETURN] ※コピー元ファイル名とコピー先ファイル名の間にはスペースが入ります。 応用)CドライブのTEST.TXTをAドライブにコピーするには >COPY TEST.TXT A:[RETURN] 応用)CドライブのTEST.TXTをAドライブのBACKというディレクトリにコピーするには >COPY TEST.TXT A:\BACK[RETURN] ※基本的にドライブ名やディレクトリ名だけだと同じファイル名でコピーされます。 もちろんこのときにA:TEST2.TXTとすればAドライブにTEST2.TXTとしてコピーされます。
実はあまり使ったことないので本を見ないとよくわかりません。 |
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●ファイルの名前を変更する(RenameでREN) | |
>REN 元ファイル名 新しいファイル名[RETURN] 例)CONFIG.SYSをCONFIG.BAKに変更 >REN CONFIG.SYS CONFIG.BAK[RETURN] |
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●おまけ1(知っておくとちょっと便利なコマンドの調べ方) | |
>コマンド名 /?[RETURN] コマンド自体の説明と、細かいパラメータの説明が出てきます。 パラメータ・・・オプションとでも言うとわかりやすいでしょうか? パラメータは使いこなせるといろいろ便利ですので、一度はこれでコマンドを見てみると良いでしょう。 (まあ使わなくても事足りますが) |
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●おまけ2(知っておくとちょっと便利なファンクションキー) |
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ファンクションキー(キーボード上部にあるF1〜F12まであるキー)はいろいろ使えます。 F1キーは前に入力した文字を最初から1文字ずつ表示してくれます。 F3を押すと、前に入力したコマンドがそのまま表示されます。 そこから矢印キーで修正したいところまで戻って入力できます。 矢印キーはBackSpaceキーと同じ働きなので戻りながら文字を消しますがまたF3を押すと再入力したところから最後までまた表示してくれます。 |
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●おまけ3(知っておくとちょっと便利なコマンド) | |
>DOSKEY[RETURN] 入力したコマンドを一定回数分覚えておきます。 使用する場合はF8で選択していきます。 このコマンドは、DOS画面を出したらすぐ使うのがいいでしょう。 |
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●注意(ロングファイル名について) | |
MS-DOSではロングファイル名に対応していません。 ロングファイル名とはファイル名が半角8文字以上もしくは拡張子が3文字以上のファイル(拡張子はありませんがディレクトリ名も含みます)のことです。 つまり、index.htmlのhtmlなども引っかかります。 「対応していない」という表現の意味が説明しにくいですがとりあえずファイルの存在の表示はしてくれます。 ファイル名の後に~1とか表現されているアレがそうです(笑)。 例えばWindows標準「My Documents」は「MYDOCU~1」と表示されます。 この場合「My Documents」に移動したければ >CD MYDOCU~1[RETURN] と入力することになります。 どれがどのファイルのことか調べるにはDIRコマンドなどで見ていくしかありません(・・・と、思う)。 また、たまに途中まで(ロング)ファイル名が一緒の場合は前半一緒で後ろが「~1」と「~2」になっている場合もありますのでやはり丹念に調べて行くしかないでしょう。 |
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●最後に(Copyright) | |
こんなのに著作権もへったくれもないと思うのですが、丸写しされると悲しいです〜。 後、間違っている可能性もありますので(恐ろしいことにうろ覚えで本などでは確認していないのです。もちろんDOSプロンプト上で入力して確認していますのでコマンド自体がどうこうと言うことはないと思うのですが)その辺の不都合が起きても当方は一切関知いたしません。 でも間違っていたら教えて下さい(爆)。綴りとか間違ってそう・・・。 |