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あにまにタイトル用
上から読んでも下から読んでもあにまにあ(笑)。
何故かここだけピンク(爆)。
兄ルートはもちろんですが、兄以外のルートをやってるときも兄の暁人への愛をビシバシ感じますね〜(笑)。
つーことで、ここ!ってところを書き出してみようと思いました。
●そんでもってをもうちょっと追加
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諒ルート:彼は総一郎の理解者なので、総一郎のことを悪くはいいませんね。総一郎も「俺か諒に相談すること」って言ってるし。…つーことは、諒に話して口止めしとかないと兄にもちゃんと流れてるってことかしら(笑)。

「本当は、学校に通わせない方針だったらしいけど、お前が『僕も学校に行きたい』とあんまり泣くもんだから、通わせることになったんだ。ずいぶん反対されたけど、総一郎が強行に押し通して、実現かなったんだぞ……」

「総一郎は《一族》を統べる者としての立場を利用して、できる限りおまえを守ろうと、手を尽くしてきた」

「総一郎がおまえを大切に思う、あの気持ちは本物だ。あいつが暁人を裏切るとは考えられない。……暁人、おまえを弟として育てると決めたのは、総一郎自身なんだよ」
「総一郎がおまえを手元に引き取ることに決めたのは、《一族》の連中からおまえの身を守るためだ。おまえの兄さんは、おまえを誰より大事に思っている」

ただ、総一郎と諒の暁人への想いはちょっと違ってて、あくまでも自分の手元で幸せにしたいと思う傾向にある兄(彼自身この気持ちはどうにもならないように思っていたと思われますし)と一人の人間として(独り立ちして)幸せになって欲しいと思う諒とはあの事件がなくてもいつかは衝突した様な気もします。
「人の言う通り従って生きるのは、楽な生き方だ。ただ、自分らしく生きなければ、ひとりの人間として生まれついた意味がないだろう」

だから、考えようによっては諒ベストEDは本当の意味でベストだったのかも(^^;。暁人を幸せにしたいと言う気持ちは共通だけど、いつか暁人が一人で生きていこうとしたときに、兄が反対しようと思っても出来ないもんねぇ。あの状態なら(苦笑)。
って、ここは兄について語る場所なのにっ。

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巴ルート:文化祭で甘味処に入ったときの会話。

巴「人がものを食べるさまというのは、その人間の育ちが一番出る部分だと思ってね。君は非常に礼儀正しく、上品だ。きっとご家族が、良いしつけをされたんだね。どなたが、君をそんな風にしつけたのかな?」
暁人「……うちは、主に兄が……」
巴「なるほど。温室で大切に育てられた、という風情だ」

↑しかし、この会話、巴と知り合うとき諒をかばっていると出てきませんでした。誰も庇わないのとでは●1コ分関係値が足りないと思いますが、そのせいでしょうかねぇ。き、厳しい…。

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加納ルート:儀式の日、助けに来た加納との会話。

加納「生贄にするはずの久神を、何故、あなたは外の世界に触れさせて育てたのです?古来から生贄とされた者は、区別され、虐げられてきたものだ。なのにあなたは良き兄として久神に接していた」
総一郎「…………」
加納「俺はまだ、久神と出会って間もない。だからあなたほど、久神のことに詳しいわけではない。それでも、俺にもこれだけは分かる。いかに久神があなたに大切にされ、今日まで育って来たか。今の久神を見れば、それを知ることが出来る」

どうでもいい話でも書きましたが、このルートの兄はいい人なんだな。「…行きなさい」とか。

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御神薙ルート:兄の暁人への愛、と言うとちょっと違うかもしれませんが。

総一郎「……あいつだけは駄目だ、暁人。あの《代行者》だけは。あいつを選ぶことだけは、許さない」
暁人「どうして……兄さん?」←この台詞〜(^^;。
総一郎「あいつはおまえを俺から離し、より遠くへ連れ去る者。だから、あいつにだけは、渡せない」

だけは、と連発する兄。その他ならまたいずれ…とでも思ってるのかな?まあ、輪廻があるとすれば、この次元にいる限り再び出会うことは可能っぽいですもんね。でも光の存在になってしまってこの次元から去ったら二度と会えないワケで。

それだけに、なんとなくこの後の「おまえは、結局、最後まで俺を選ぶことはないのだな」がちょっぴり可哀想…かも。

あと、御神薙が暁人と“あの人”との違いを「心地いい」とか言ってますが…今の暁人ってやっぱり兄あればこそ、だと思うのよね。なんか複雑と言うか…。

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須王・不破ルート:

須王「……今まで、おれたちを自由にさせていたのは、あんたのお情けだったってわけか?」
嘉上「僕の情け、ではありません。“贄”なんて厄介なもの、檻に閉じこめておけば良いと、僕などは常々考えておりましたから」

これはやっぱり、《長》である兄のお情けだったわけですよね〜(^^)。

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夜刀彦ルート:最初、夜刀彦に振り回されて、カラオケボックス、ゲームセンターと行きますが、ここで暁人のお坊ちゃんぶりが発揮されますね。須王ルートじゃないけど、例えば「テレビはほとんど観ない」とかって家族の影響を受けやすいじゃないですか。これ見て「うわ〜、純粋培養〜」と私なんかは思ってしまいました(^^;。兄の温室教育の賜物ってことで(笑)。やっぱり「最近のテレビ番組は良くない!暁人に悪い影響を与える!」とか思ってそう…>兄。

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そんでもって。

結局兄のすごいところは「《一族》フェロモン(須王とか見てると《一族》に限ったこともないようですが(^^;)垂れ流し」状態の暁人と17年間(正確には引き取ってから10年?)常に一番近くにいながら全く手を出すそぶりも見せなかったところでしょうか(笑)。
「儀式の時まで手を出さない」ちゅーのが律儀というかエライ!
「血が濃いほど惹かれ合う」一族だけに、これって一族中の誰よりも難しかったと思うんですよ。
…まあ、さりげないセクハラ(スキンシップと言う)はしてたと思うけどさ〜(笑)。

と、一応は褒めますけど。
しかしその「儀式の時に暁人を手に入れる」為の布石はセコく、しかし着実に打ってきていると思います(笑)。
兄ルートで「俺だけがお前を必要としているのではないと思える」から頼ってもらうと嬉しいって言いますよね。
また、加納ルートでも「暁人が兄の庇護無しでは生きていけない」ように思いこませていると言っているし。とにかく暁人が「自分には兄が必要」を思わせようと頑張っている(^^;。

諒が言っていたように、暁人は本来は一人で生きていけるんだと思います。前世から見ても多分守る側と言うか、「与える者」っぽいし。

でも兄は暁人が誰かを頼らざるを得ない状況に追い込んでおいて颯爽と助けに現れる、と。…そーゆーことしてそうじゃありません(笑)?
全ては「儀式の時に暁人が兄を選ぶ」為に(^^;。何万年もこのときを待ってたんなら17年程度の我慢は出来ますわなー。

まあ、一応「誰の手を取るかの選択権は暁人にある」と言う点が救いですけども。そう言う点ではやっぱり兄はいい人です。
…なんか褒めてるんだか貶してるんだかわからなくなってきました(苦笑)。

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