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・・・  ED感想  ・・・
下の方にはEDのないキャラも語ってます。

久神総一郎 : まさに「溺れる愛」と書いて「溺愛」

 「お前の未来に慈悲を与える時は過ぎた」
が、一番好きな台詞です。このときは格好良かったです〜。

その他にも「お前に対するこの気持ちだけが真実」とか兄の台詞はすごいですね。
アンジェなんかでこーゆー台詞には耐性が出来ていますが、それでもすごいと思いましたもん(^^;。

彼のベストEDは、ベストED中でもかなり「す、すみませんでした」度合いが高い(変な例え…)です。
お互い、「相手」と「その他」を天秤にかけて「相手」を取ってしまったワケで。
兄の方は何よりも重要だったはずの「天に還る」道を捨てたんだから、暁人の方もそれ以外のものは全て捨てなきゃいけないってことでしょうか。
結局可哀想だったのは一方的に御神薙になっちゃった気もしますが。…彼の「後悔はない」笑顔が…罪悪感…。
しかしもう本人も言ってるけど後戻りは出来ないんですなぁ。

各ルートの中ではやっぱり兄のが一番印象に残っていますね。対 御神薙や嘉上にしても(いい意味ではないんですが(^^;)。

それにしても、兄が他の人のEDで必ず暁人を助ける形で死んでしまうから他の人のEDが(完全な)ハッピーエンドにならないのよねぇ。
兄ってばすごいよ…ふふふ…。



鷺江諒 : 「守ってあげたい」

一旦研究所から逃げてきての真相を話す一連のイベントはすごく好きだったりします。
ありがちかもしれませんが、「僕は妹さんの代わり?」と聞くところとか。その返答も好き。

「この悲しみと喪失感が欲望よりも飢えよりも弱いものだなんて言わせない」
ここはホントに泣けました…。

しかし話も悲しいけどEDも悲しいんですよね…。
ベストEDの方はまだホッと出来る系ですが、もう一個の方は…。
でも、EDはとにかく可哀想なんですが、そこまでの経過で、実はあの挙動不審な諒を見て「やっぱり頭打ってたんだ!」とか思わない暁人をちょっとだけエライと思いました(苦笑)。←ED見てそう思ったことを後悔したので許して〜(T_T)。

そう言えば、諒ルートでもやってますが、不破ルートでラボの研究データを消去した人物は多分諒なんでしょうね(暁人のことは《一族》の上の方しか知らない、だからデータを消してしまえば暁人の存在も消すことが出来る…ってやつです)。結局不破ルートのエピローグで暁人は諒と暮らしてるし。
また、兄ルートでも熱を出した暁人のお見舞いに来るし、御神薙ルートでも暁人に優しい言葉をかけてくる(ここは御神薙の別れの時の台詞にかかるので、紗月もそれらしいことを言いますけど)。

とにかく諒はやさしい!いい人だよ〜。ホロリ。



須王大輔 : 「一生の相棒」

「夢中なものが他にあるんだから、仕方ないだろ!」
…これって「不破は女の子にモテるけど、女の子には興味ない」と須王が言ったら不破が「お前だってそうだろう?」と言ったことに対する返答なんですよね。
それってやっぱり…と、ちょっとだけ考えてしまいました(笑)。

すみません。最初に謝っておきますが、あまりにいい人すぎて息が詰まると言うか…苦手かも(^^;。

彼のルートは簡単…ですよね(笑)。
とにかく関係値の上がる選択肢がやたらと多くて、中盤で既にぶっちぎりMAXなのにまだ上がるか!もーええっちゅーんじゃ!と、つっこんでしまいました(^^;。
最初から好かれてあれこれ言ってくれるってラクですけど、なんか負担にも感じてしまうのは贅沢なんでしょうか。
しかし、好かれているなら他にも居るのに…どうして彼だけそう思ってしまうのかなぁ。

10/11の《紳士事件》のときに置いて帰ってもちゃんと助けに来てくれる(正確には助けたのは御神薙ですが)のはびっくりしました。

ベストED(NO.5)もいいですが、個人的にはNO.4の方をプッシュします。
10年後の大人になった須王君(それもレジスタンス)が見たかった(笑)。



御神薙 :  「剣の誓い」

元々が主従関係っぽいし、現在も助けてもらってる側なせいか、全体的にラブラブ度は低め。例え「お前のために命を賭けてもいい」みたいなこと言われても。…本命っぽいのに(^^;。
ちなみにこれの「残る」のが私的王道EDです。心を残しつつ、待ってくれている人の元に帰るってのもいいかなぁと。
展開的に「ごめん…僕にはまだ帰る場所があるんだ…」ってガン○ムネタを思い出してしまったのですけども(爆)。

兄のところでも少し書いてますが、兄ルートの御神薙はめっちゃ可哀想ですね。
私は御神薙ルートよりも兄の方を先にクリアしたので御神薙と暁人の関係と言うか、御神薙の想いをまだよくわかってないときにこれを見たワケなんですけど…
それでも、と言うか知らないからこそなのかもしれませんがパソコンの前で衝撃を受けました。その後パソコンに向かって謝ってしまいました(笑)。
文章で暁人の後悔も綴られてますが、それ以上に自分(プレイヤー)が後悔してしまった一瞬です。

「他ならぬおまえが与えたものならば、それも良い」
ごごごごめんなさいぃー!

その後御神薙ルートをやっても…なんかこのときの衝撃は大きかったなぁ、と思っています。



不破修一 :  「世界ふしぎ発見」(意味不明…でもあの告白の台詞がね…)

子供の時のあだ名が「百科事典くん」!可愛い〜(*^^*)。

どうしても須王が出てくるので印象がかなり薄いです。メインのストーリーが須王とほぼ一緒で、先に須王ルートやってしまったので余計にそう思うのかも。でも彼のルートなら理事長室に忍び込んだときとかもちゃんと解説が入るので、おお〜さすが知恵袋、頭脳派と感心しました(でも須王が頭カラッポの肉体派、ということもないんですよね。彼も実は頭良いし)。

何故か彼のルートをやっていたときに一番「落としゲー」的要素を感じてしまいます。
「君はどう思う?」と聞かれて答えたときに「そうだね、僕もそう思うよ」なんて同意されるせいだから…なんでしょうか(^^;。

ほのぼの系では彼のベストEDはほっとできます。三ヶ月後という、割合遠くない将来のことだったせいかもしれませんが、暁人が諒の元から普通に学校に通っていることからも、なんか平和な日常が戻ってきたって感じがして好きです。



蓮見夜刀彦 : 「嫁に来ないか〜」

彼のベストEDのエピローグが一番面白かったかな。暁人も明るかったし。
メイド服にウケたり。でも女子校の制服、メイド服とくればベタなネタですが裸エプロンは…とか考えてしまったことは秘密です(^^;。てゆーか、いつかやるかも、彼なら…(笑)。

あの関西弁にか〜な〜り騙されてる?と思ったことがしばしば。
なんとなく同じ台詞でも関西弁で言われると「もう、しょうがないなぁ」で済ませてしまうようなところがあって(^^;。

彼の話はラブラブ度(ちゅーかべたべた度?うまく言えないけど)が高めのような気がします。大人だからでしょうか(笑)?もちろんEDもラブラブ。

この人は誰かのルートに入った段階の途中で登場するせいか、その誰かを振らなければならなくてちょっと困ります…。出だしから誰かを裏切らなくてはいけないわけで。その後も「裏切る」「信じる」の繰り返しでちょっと疲れたかな。大人ってずるい…(^^;。
…と、文句言いつつも、夜刀彦ルート結構好きだったりします。

そう言えばこの人と巴って異母姉弟なんですよね。総一郎の母もそうだし、先代の長って実は結構…ひどいやつ?



加納眞之 : 「穏やかな日常」

「BOY×BOY」の坂本さんを思い出してしまって終始変な感じでした(^^;。
頭がついつい「坂本さん」と考えてしまうぅ〜(坂本さん好きだったんですよ…)。でもそう考えるとEDあって良かったなぁ。「坂本のカタキを加納でとった」ってことでしょうか(笑)。

ちょっと話の展開などの印象は薄いんですが、お兄さん、と言う感じでいいですね。
あと、文化祭でのお誘いとかも本当に心配してくれてるんだなーとわかって彼とまわるのが一番好きです。

彼とは御神薙との意外なつながりが判明して興味深かったです。脇キャラとあなどると痛い目に遭うぞ、と(^^;。彼の「語りべ」なスタンスも好きですね。



藤宮紗月 : 「食べちゃうぞ〜」

「私は獣です」
このときのきりっとした顔が一番好きです。あっこんな表情かくしてたのねっとか思ったり。

最初の印象では、ほのぼの(ノーマル)高校生カップル…と思っていたのですが。
EDではうわやられた!と思いました(笑)。おぬしやるな!とも(^^;。
可愛い顔してるしおとなしそうだし…と思ってたら見事に騙されましたね。でもそーゆーの結構好きです(笑)。多分ほのぼのカップルのままだったらここまで好感を抱いていなかったと思うので。
個人的に「総一郎さま」がツボ(^^;。

毬名ちゃんとも仲良くすると展開が変わるのも面白いです。毬名ちゃん含むベストEDエピローグはまたぶっとびですな(笑)。



饗庭巴 : 「男の子女の子」(←苦しい…)

キャラ設定を見ると不健全な感じですが、話もEDも健全でしたね(笑)。あっ別にがっかりしたわけじゃなくて(爆)。
実は女っ気が少ないと言うかあんまり女性EDという印象ではないです。もっとお色気ムンムンでも個人的にはオッケーだったのですが(^^;。
総一郎とも「拳で勝負!」だったしなぁ(笑)。

もしかして一番不遇なキャラでしょうか?
私の選択が悪いせいなのか、ルートに入っていても10/9デートに誘ってくれないし、10/11に会いに行かないとあっさりゲームオーバー。
ちょっとつまんないかも。でも、夜刀彦狙いのときはいいか。デートの約束蹴らなくてもいいから(笑)。



嘉上 : 「僕はあなたの赦しなど…求めない」

真相がわかってしまうとやっぱり彼も憎めませんね。嫌おうと、憎もうと努力しているという感じがわかるし。

やっぱり兄ルートなのですが、ここの消えていく嘉上の手を取った後の台詞はすごく好きです。御神薙ルートでの御神薙に対する気持ちとは別の、暁人に対する嘉上の気持ちを聞けたような気がするので。

割と最初の方からオフィシャルサイトでも紹介されていたせいか、EDがあるのかと思ってましたが、なくて残念でした。



香坂毬名 : 

結構好き。ただのお邪魔キャラじゃなくて正々堂々闘おう!と言うところが男前(笑)。

毬名ちゃんと暁人も結構お似合いだと思うんですけどね〜まさに美少年美少女カップルですし。
EDないのが残念です。

このゲームの女性キャラって、女性から見て嫌われないタイプが多いんではないかと。
私は比較的ギャルゲーの女の子でも結構好意的なんですが(積極的に嫌わないだけでどうでもいいのはいっぱいありますけどね)そのひいき目(?)をさっ引いても女性が見て「こんな女のどこがいいんだ」と思わせないタイプが多いのではないかと思います。
これってやっぱり女性スタッフが作ってるからでしょうか。



黒田章吾 :

はっきり言って、「多分暁人にちょっかいかけて、途中で死ぬんだろうな」なんてすっごい失礼なことを思っておりました(笑)。
ちょっかいかけるのは合ってましたが、しぶとく生き残りましたね(笑)。とゆーか、出番がなかったんですけど(^^;。
夜刀彦ルートならちょっと出番が増えますが、あのイベントの黒田の引き際は結構格好良かったです。あそこでちょっと見直したな。

「あんたが呪い殺したってウ・ワ・サ」の台詞はお気に入り(笑)。



永峯士朗 :

やられキャラ(身も蓋もない…)。
でも最初出てきたときは結構びっくりしたんですよ。「うわ!オフィシャルサイトで紹介されてない立ち絵グラフィックがあるキャラが出てきた!この人って誰!?」みたいな〜(^^;。
それ以来なんか気になってしまって。だから結構彼がいろんなルートで出てくると嬉しかったです。ろくでもない役割ばっかりだったけど(笑)。

諒ルートで「今、本気で殺そうとしただろう!」なやり取りは「ぶったな!父さんにだってぶたれたことないのに!」を何故か思い出してしまいました(またガン○ムネタかい、と自分でも思った(^^;)。
しかし、紫のスーツはちょっと…でした(^^;。